寄~雨山峠~尊仏ノ土平の現況 [丹沢]
ミツマタを求めて(棚沢中間尾根から畦ヶ丸、屏風岩山へ) [丹沢]
大山三峰山に行ってきました。 [丹沢]
大地震や原発の事故で気分がすっかり下がってしま
いブログにちっとも気が向かなかったのですが、こんな
時こそ普段通りの生活を取戻していく必要があると思い
敢えて山に行くことにしました。道義上どうかとも思いまし
たが、世の中の閉塞感やそれによるパニックと
もいえる行動は心の余裕のなさから来ているともいえ、
それに風穴を開けなければとも思います。つまるところ
山に行きたいという気持ちがとても強かったということ
ですが・・・。さて、それでもこんな時に山に行って事故を
起こしてはそれこそ社会問題にもなりかねませんので、
今回は慎重を期して登山道を踏み、大山三峰山へ行って
きました。
物見峠。初めて行きました。
いブログにちっとも気が向かなかったのですが、こんな
時こそ普段通りの生活を取戻していく必要があると思い
敢えて山に行くことにしました。道義上どうかとも思いまし
たが、世の中の閉塞感やそれによるパニックと
もいえる行動は心の余裕のなさから来ているともいえ、
それに風穴を開けなければとも思います。つまるところ
山に行きたいという気持ちがとても強かったということ
ですが・・・。さて、それでもこんな時に山に行って事故を
起こしてはそれこそ社会問題にもなりかねませんので、
今回は慎重を期して登山道を踏み、大山三峰山へ行って
きました。
物見峠。初めて行きました。
鍋嵐への路で失敗! [丹沢]
今回の記事はとても長いうえにへたくそなの
で、イメージがしにくくてつまらないかも
しれません。お時間と気力のある方のみ
お付き合いいただければと思いますm(_ _)m
先日鍋嵐へ向かう途中でルートの探索に1.5hも
使ってしまうという事態になったわけですが、
詳細について書いてみたいと思います。事態と
書いていますが、すごくいい勉強になったなぁと
それもまた自己満足に変換してしまう僕なわけ
です。。。
まず、今回の出来事を時系列に書いてみたいと。
・北方向から歩いてきて、頭の中では「次は尾根に
ぶつかるから、その尾根を右方向に向かう」と考え
ていた。
問題の右折ポイント。実際は柵沿いに左奥へ進む
のが正解だった。
・予定通り尾根にぶつかって乗ったので、右方向へ。
歩いて行くとテープや目印も沢山あり、なにも疑う
ことなく前進(下の地形図②の赤矢印方面)。
・鍋嵐と思われるピークは正面に見えるはずなのに、
実際は左方向に見えており、かつ傾斜が想定してい
たものよりも急激過ぎると考え出す。
・コンパスで鍋嵐を正確に確認するが、方向的に
おかしいかな?と判断する。仕方がないので右折
したポイントまで登り返し。
・その場でもう一度鍋嵐を確認し、それに向かって
まっすぐに進むヤセ尾根を探しに、もう一度赤矢印
方面へ歩く。鍋嵐方面へヤセ尾根が急激に落ち込んで
いくのを見つけ下りてみるが、やはり傾斜が・・・
・もう一度右折ポイントに戻り一旦休憩。前提条件
から疑うこととして考え直す。どうも鍋嵐から続いて
いるように見える稜線こそ進むべき尾根ではないかと
仮定。
・その尾根に乗るには一旦左へ向かい、回り込むよう
にして進むのではないかと推測する。それでだめなら
今回は諦めて引き返しと決める。
・その仮説で正解。
次に実際の地形図を見てみましょう。
①当初想定ルート
②実際のルート
地形図に登山道として線が描かれていないルートを
歩こうと考えた時には、僕は尾根上を歩くよう
ルートを適当に想定して線を引いているのです
が、①のルート取りでは北から歩いてきて、西に
曲がるという単純な線を描いていました。しかし
実際のルートは②の通り尾根に乗るときに東から
直角に上がっていくようになっているので、正しく
進むには一度東南に進みそれから西進することが
必要だったのです。それが歩いているときには
「右折でいいはずが、一旦左折してから右折」と
いうことだったわけで、感覚と全く違う動きを
しなければいけなかったと。見事に間違えたわ
けです。
今度はどこを歩くか決める時、最近は地形図を
眺めて行ってみたいピークを探してそこへ
行ける単純な尾根を見つけて適当に鉛筆で線を
引くという手順を踏んでいるのですが、そこに
問題があったようです。実際に歩いてみるとそん
なに単純な線を描いているわけもないのに、自分
で引いた線によって間違った先入観が頭の中にあ
り、それが固定観念としてあるので面倒が起ると。
上記に加えて、自分の弱さにも手間取った原因が
あるようです。自分の感覚と比べてどうも方向が
おかしいと考えたにもかかわらず、テープやら
目印やらがあったのでちょっと誘惑されたかなと。
やはりコンパスと地形図をのみ信用すべきであって
人のつけたテープや踏み跡はまったくあてにして
はいけないんだな~と、改めて思ったのでした。
唯一僕のいい点かなと思えたのは、突っ込
まないこと。基本臆病なんでしょう、ちょっと
怖いと思ったら前進しないようです。これはこう
いう遊びをするにはあった方がいい性格かもしれ
ません。
こうつらつらと書いてくると、やっぱり間違いは
基本の部分をおろそかにしたときに起こってしまう
んだなぁということを感じます。当たり前のこと
をしなかったときに事故になる。キチンキチンと
基本の手順を踏むことの大切さを思い知りました。
それと「右、左」ではなく「東、西」と歩いてい
るときも考えなくてはいけないということは、
当たり前のことかも知りませんが、僕には新鮮な
発見でした。
ん~やっぱり失敗した時にこそ、学ぶことができ
ますね。長くてまずい文章に付き合っていただき
ありがとうございました。
で、イメージがしにくくてつまらないかも
しれません。お時間と気力のある方のみ
お付き合いいただければと思いますm(_ _)m
先日鍋嵐へ向かう途中でルートの探索に1.5hも
使ってしまうという事態になったわけですが、
詳細について書いてみたいと思います。事態と
書いていますが、すごくいい勉強になったなぁと
それもまた自己満足に変換してしまう僕なわけ
です。。。
まず、今回の出来事を時系列に書いてみたいと。
・北方向から歩いてきて、頭の中では「次は尾根に
ぶつかるから、その尾根を右方向に向かう」と考え
ていた。
問題の右折ポイント。実際は柵沿いに左奥へ進む
のが正解だった。
・予定通り尾根にぶつかって乗ったので、右方向へ。
歩いて行くとテープや目印も沢山あり、なにも疑う
ことなく前進(下の地形図②の赤矢印方面)。
・鍋嵐と思われるピークは正面に見えるはずなのに、
実際は左方向に見えており、かつ傾斜が想定してい
たものよりも急激過ぎると考え出す。
・コンパスで鍋嵐を正確に確認するが、方向的に
おかしいかな?と判断する。仕方がないので右折
したポイントまで登り返し。
・その場でもう一度鍋嵐を確認し、それに向かって
まっすぐに進むヤセ尾根を探しに、もう一度赤矢印
方面へ歩く。鍋嵐方面へヤセ尾根が急激に落ち込んで
いくのを見つけ下りてみるが、やはり傾斜が・・・
・もう一度右折ポイントに戻り一旦休憩。前提条件
から疑うこととして考え直す。どうも鍋嵐から続いて
いるように見える稜線こそ進むべき尾根ではないかと
仮定。
・その尾根に乗るには一旦左へ向かい、回り込むよう
にして進むのではないかと推測する。それでだめなら
今回は諦めて引き返しと決める。
・その仮説で正解。
次に実際の地形図を見てみましょう。
①当初想定ルート
②実際のルート
地形図に登山道として線が描かれていないルートを
歩こうと考えた時には、僕は尾根上を歩くよう
ルートを適当に想定して線を引いているのです
が、①のルート取りでは北から歩いてきて、西に
曲がるという単純な線を描いていました。しかし
実際のルートは②の通り尾根に乗るときに東から
直角に上がっていくようになっているので、正しく
進むには一度東南に進みそれから西進することが
必要だったのです。それが歩いているときには
「右折でいいはずが、一旦左折してから右折」と
いうことだったわけで、感覚と全く違う動きを
しなければいけなかったと。見事に間違えたわ
けです。
今度はどこを歩くか決める時、最近は地形図を
眺めて行ってみたいピークを探してそこへ
行ける単純な尾根を見つけて適当に鉛筆で線を
引くという手順を踏んでいるのですが、そこに
問題があったようです。実際に歩いてみるとそん
なに単純な線を描いているわけもないのに、自分
で引いた線によって間違った先入観が頭の中にあ
り、それが固定観念としてあるので面倒が起ると。
上記に加えて、自分の弱さにも手間取った原因が
あるようです。自分の感覚と比べてどうも方向が
おかしいと考えたにもかかわらず、テープやら
目印やらがあったのでちょっと誘惑されたかなと。
やはりコンパスと地形図をのみ信用すべきであって
人のつけたテープや踏み跡はまったくあてにして
はいけないんだな~と、改めて思ったのでした。
唯一僕のいい点かなと思えたのは、突っ込
まないこと。基本臆病なんでしょう、ちょっと
怖いと思ったら前進しないようです。これはこう
いう遊びをするにはあった方がいい性格かもしれ
ません。
こうつらつらと書いてくると、やっぱり間違いは
基本の部分をおろそかにしたときに起こってしまう
んだなぁということを感じます。当たり前のこと
をしなかったときに事故になる。キチンキチンと
基本の手順を踏むことの大切さを思い知りました。
それと「右、左」ではなく「東、西」と歩いてい
るときも考えなくてはいけないということは、
当たり前のことかも知りませんが、僕には新鮮な
発見でした。
ん~やっぱり失敗した時にこそ、学ぶことができ
ますね。長くてまずい文章に付き合っていただき
ありがとうございました。