丹沢表尾根-2- (書策新道近況) [丹沢]
ガスに包まれて真っ白になっている塔ノ岳
山頂から退散です。
お見苦しい・・・・
寒いしガスで何も見えないためか、塔ノ岳にしては
人もまばらな山頂。僕らも記念写真を撮って
一休みをしてから下山することにしました。下山の
ルートは3つ選択肢を計画書に記載していたので、
その中から木ノ又小屋直登ルートを逆に下ろうと
いうことに。このルートは書策新道の途中から、
木ノ又小屋へまっすぐに北上する尾根に取り付いて
近道をしてしまおうというルート。小屋の人が荷揚げ
に使っているのでしょう。以前1度夏に登ったので
すが急登の連続でキツかったのを覚えています。
直登ルートへ行くために表尾根を木ノ又小屋まで
引き返しました。さっきよりも少し成長した霧氷が
木の枝にくっついていました。
久しぶり~
そして小屋の裏手からルートへ進入。それまでのガチ
ガチに凍った尾根道から、フカフカの南面の路へ。
途中から急斜面を木に頼りながら下りたり、沢の源頭
を軽くトラバースしたり。結局マイナーなルートも
つまみ食い。少し下りれば風もなく、やっぱり
今日は暖かかったんだと実感できる空気になりました。
沢の音が大きくなってきて書策新道へ合流。一路戸沢
を目指します。
この日このルートを選んだ理由の一つに「書策新道の
状況確認」というのがありました。本谷合流付近の
登山道が崩壊したままになっているはずで、そのため
書策新道は通行止めになっているのですが、そのあたり
どういう状況になっているのか確かめたかったんです。
で、問題の地点は・・・・
1.もともと路が崩落してロープに100%頼ってわたる
個所は依然と同じ状態。ロープも取り付け部分も
しっかりしているので問題なし。
2.その崩落地点から本谷へ5m異動した地点の登山道
も新たに崩落していた。ここにもロープが何本も
張ってあり助かる。足元は傾斜の強いザレ。靴の
ヘリを立てて滑らないようにトラバースするのが
5mくらいか。このような路を歩きなれていれば
慎重にやれば問題はないけれども、慣れてい
なければこのルートは避けておいた方が良い。
という状況。その他はよく整備が行き届いている
のですが、書策新道自体もともとトラバースする路
が多く初心者にはあまり向かないかもしれません。
1の地点
2の地点。友人もちょっと苦労
問題個所も確認してようやく戸沢へ到着です。歩き
ながら「下りたら沢で足を冷やしてやろう」と思って
いたので、早速靴下を脱いできれいな沢の流れに足を
つけたところ・・・・「痛い・・・」。キンキンに
冷えたカルピスよりも冷たいんじゃないかというくらい
冷たくてすぐに足が痛くなります。足を上げても思わず
「ガァァァァ・・」と声が出るくらい。足としては
有難迷惑だったに違いありません。ごめんなさい、
我が足よ。でもしっかり顔も洗ってすっきりしました。
(見出しの写真です)
戸沢でちょっとぼーっとしてから、なが~い林道を
大倉まで歩いて帰りました。そうそう、途中竜神の泉
で美味しい水をたっぷり水筒へ詰めました。これで
コーヒーを淹れると美味しいんです。
楽しかった!!
山頂から退散です。
お見苦しい・・・・
寒いしガスで何も見えないためか、塔ノ岳にしては
人もまばらな山頂。僕らも記念写真を撮って
一休みをしてから下山することにしました。下山の
ルートは3つ選択肢を計画書に記載していたので、
その中から木ノ又小屋直登ルートを逆に下ろうと
いうことに。このルートは書策新道の途中から、
木ノ又小屋へまっすぐに北上する尾根に取り付いて
近道をしてしまおうというルート。小屋の人が荷揚げ
に使っているのでしょう。以前1度夏に登ったので
すが急登の連続でキツかったのを覚えています。
直登ルートへ行くために表尾根を木ノ又小屋まで
引き返しました。さっきよりも少し成長した霧氷が
木の枝にくっついていました。
久しぶり~
そして小屋の裏手からルートへ進入。それまでのガチ
ガチに凍った尾根道から、フカフカの南面の路へ。
途中から急斜面を木に頼りながら下りたり、沢の源頭
を軽くトラバースしたり。結局マイナーなルートも
つまみ食い。少し下りれば風もなく、やっぱり
今日は暖かかったんだと実感できる空気になりました。
沢の音が大きくなってきて書策新道へ合流。一路戸沢
を目指します。
この日このルートを選んだ理由の一つに「書策新道の
状況確認」というのがありました。本谷合流付近の
登山道が崩壊したままになっているはずで、そのため
書策新道は通行止めになっているのですが、そのあたり
どういう状況になっているのか確かめたかったんです。
で、問題の地点は・・・・
1.もともと路が崩落してロープに100%頼ってわたる
個所は依然と同じ状態。ロープも取り付け部分も
しっかりしているので問題なし。
2.その崩落地点から本谷へ5m異動した地点の登山道
も新たに崩落していた。ここにもロープが何本も
張ってあり助かる。足元は傾斜の強いザレ。靴の
ヘリを立てて滑らないようにトラバースするのが
5mくらいか。このような路を歩きなれていれば
慎重にやれば問題はないけれども、慣れてい
なければこのルートは避けておいた方が良い。
という状況。その他はよく整備が行き届いている
のですが、書策新道自体もともとトラバースする路
が多く初心者にはあまり向かないかもしれません。
1の地点
2の地点。友人もちょっと苦労
問題個所も確認してようやく戸沢へ到着です。歩き
ながら「下りたら沢で足を冷やしてやろう」と思って
いたので、早速靴下を脱いできれいな沢の流れに足を
つけたところ・・・・「痛い・・・」。キンキンに
冷えたカルピスよりも冷たいんじゃないかというくらい
冷たくてすぐに足が痛くなります。足を上げても思わず
「ガァァァァ・・」と声が出るくらい。足としては
有難迷惑だったに違いありません。ごめんなさい、
我が足よ。でもしっかり顔も洗ってすっきりしました。
(見出しの写真です)
戸沢でちょっとぼーっとしてから、なが~い林道を
大倉まで歩いて帰りました。そうそう、途中竜神の泉
で美味しい水をたっぷり水筒へ詰めました。これで
コーヒーを淹れると美味しいんです。
楽しかった!!
雪解け水も混じっているのでしょうか、川の水冷たそうですね。 崩壊した道のトラバース、上から土砂が落ちてきそうで怖いです。
by おど (2011-02-11 19:38)
おどさん
川の少し流れが鈍いところは凍っていたり
してたので雪解け水みたいなものだと思います。
トラバース地点は確かに上からの落石とか土砂
には気をつけていました。まぁ落ちてもちょっと
苦労する程度とは思いますが、少し怖かったです。
by ken_trekking (2011-02-12 10:12)
素敵なおみ足をありがとうございます(笑)
この季節、沢で足を洗うなんて。。。冷え症の私にはとても真似のできないことです。
しかしお写真のトラバース道!まだまだ崩壊しそうなのですが。。。
怖そうです(><)
by よしころん (2011-02-12 15:57)
お疲れ様でした。
書策新道は分かりにくいところがあると聞いたので、政次郎尾根を下りました。 政次郎尾根も広くて、反対側へ下ってしますので気を付けるようと云われ、とにかくトレースは外さないように下りた記憶あります。 戸沢からの林道、徒歩では長いですね。 車で何度も底を擦りました。 (笑) 竜神の泉、次回汲んできます。!(^^)!
by Jetstream777 (2011-02-12 19:20)
よしころんさん
八墓村並みにお見苦しい物を見せてしまい
失礼しましたm(_ _)m 僕はこの時期でも山
から下りてくると本来は水を頭からかぶったり
するのですが、今回はさすがに無理でした。
僕は冷え症どころか、結構体が暖かいのでうちの
奥さんにはカイロ替わりにされてます…
Jetstream777さん
政次郎尾根は最近整備されて迷うような箇所は
なくなりましたよ(^^)僕も下りで何回か使って
ましたが、確かに広いし他の迷いかけた人の踏み跡
も交差していたりしてハッキリしないものでしたね。
書策新道は今少し荒れ気味の個所もありますが、本来
沢も絡んだり相模湾を眺められるポイントがあったり
とても気持ちの良いルートです。今度青葉の季節辺り
に登りで使ってみてください。
竜神の泉、美味しいんですよね!あの水でコーヒーを
淹れるのですが、まろやかな美味しいコーヒーになり
ます。きっと緑茶にも合うんだろうなと思います。
今日丁度今回の汲んできた水を飲み干してしまいました。
by ken_trekking (2011-02-12 21:46)